氷川神社新規玉垣材の《小タタキ・ビシャン加工》の仕事を受け、取り付け工事が済んだら一度見に行こうと思っておりましたが、中々その機会が無くそのままになってました。
先日、所要にて埼玉県入間市に行く事となりましたので、帰りに川越に立ち寄り、玉垣を見て来る事が出来ました。
いや〜見事ですね!
赤く塗った部分が私の手掛けた部材になります。
(この他にもビシャン加工の部材も多数ありました。)
2022年08月の記事 | 大田原にある精工石材店のブログ (e-sekizai.jp)
やはり国産の材料で日本人の手仕事による物はいいですね。
一部分ではありますが、自分の仕事がこの地に残る。
嬉しく、素晴らしい事と感じます。
]]>本日『閉会式』が行われ、4日間の大会が閉幕いたしました。
今大会は開催地が北九州市と遠方となった為、現地に行く事が出来ず、自宅パソコンにてライブ配信にて応援させていただきました。
今回の配信は、競技スタートから終了までの全ての時間帯が視聴可能 !
全ての選手がまんべんなく映し出され、画質も良好 !
画面越しとはいえ皆さんの熱戦が伝わり、楽しく見させていただきました。
さて、石工職種の成績結果ですが、
金賞は兵庫県の中島雄大選手が受賞しました。
おめでとうございます !。
その他、銀賞・銅賞・敢闘賞を受賞の皆さんも、ほとんどがお顔を見知った方々
誠におめでとうございます 。
又、惜しくも入賞を逃した選手の皆さんもお疲れ様でした。
全選手の皆さん、素晴らしい競技を見させていただきありがとうございました。。
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こちらがこれまでの祠
小さく簡単な作りの物でした。
今回新たに頂いたお札が少し大きく、これではお稲荷様が窮屈かな?と思い
作り変えを思いたったわけですが、
せっかくならこれまでの物より(少しは)立派な物にと設計しました。
材料は福島県の《都石》
供物台は芦野石で作りました。
]]>『第32回技能グランプリ』が開催されます。
《石工職種》の競技は24日の6時間と25日の2時間、計8時間。
課題は前回と変更無し、材料も同じく中硬石の《江持石》です。
出場者は15名
内には1月の技能講習に参加された方々もおります。
是非にも応援に行きたかったのですが・・・
さいわいネットで各職種の競技がライブ配信がされますので、そちらにて応援させていただきます。
皆さん日本一を目指して頑張ってください !
ライブ配信はこちらからご覧いただけます。
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写真は親柱になりますが、叩く面が長いので
前回作った角度を付けた柄の《両刃》
とても調子が良いです。
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お祀りしている【伏見稲荷】の《狐》と、【三峯神社】の《狼》の欠損個所修復のご相談を頂きました。
狐は対で耳3ヶ所、狼は口を開けている方の上あごが欠損しております。
彫刻物の修復は手掛けた事がありませんし、彫刻そのものが不慣れ、うまく出来るか不安もありましたが引き受ける事にいたしました。
狐(一体)は過去に大きく損傷し、セメントで組み付けてある状態、下手をするとバラバラになりかねませんので工場への運び入れは断念、耳を大まかに作成して現場で調整しながら取り付ける事にし、狼のみ工場に持ち帰り作業を行う事にいたします。
年が明けて15日、狼を作業場へ搬入。
( ちょっと怖っ (^^;) )
材料は《芦野石》
もう片方の狼を手本に作成、取り付けました。
中々上手くできたのではないでしょうか (?)
狐の耳も仕上がりましたので、
天気の良い日に取り付けます。
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私の修行先である、愛知県岡崎市の株式会社犬塚石材本店企画、
『石材加工・技能講習会』が開催されました。
同社では、これまで139名の若手石工を育成しており、《技能五輪国際大会優勝者3名》、《同・全国大会優勝者多数》、そして近年では《技能グランプリ金賞受賞者3名(私含む)》がおります。
今回、そのの3名を講師として、全国から受講希望者を募集(定員20名)し、レベルに応じた課題を作成しながら講師から指導を受けてスキルアップを目指すという物。
今回、北は秋田県、南は長崎県から、15名の若者が集まりました。
(懐かしい作業場です。三十数年前、ここで技術を学びました。)
講習時間は休憩をはさみながらの9:00〜16:00、短い時間でしたが皆さん熱心に、手を休める事無く作業に打ち込んでました。
こうゆう姿を見せられると指導する側も熱くなりますね。
私としても、同じく講師を務めた高須さん、谷本君の技を見る事が出来ましたし、
何よりも、《技能士の資格を取りたい!》・《グランプリで勝ちたい!》そんな熱い志を持つ皆さんと交流が持てた事、とても楽しく有意義な時間を過ごせました。
企画担当からは「また来年も企画します。」との事。
楽しみにしてますよ。
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新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
有限会社 精工石材店
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のんびりとすごそうと思っておりましたが
あまりのんびりし過ぎるのもかえって疲れるものです。
先日の《墓じまい》仕事の際、下手な使い方をしたせいか、【せっとう】(ノミを打つかな鎚)の角をつぶしてしまい、
(いつか直さなければ)
と思っておりました。
暇の暇つぶしに思い立って、午後からせっとうを直す事にしました。
直す方法は【鍛冶仕事】
道具に熱を加えて叩いて直します。
つぶしてしまった部分を整形して、ノミを打つ面(我々は鏡と言います)に《焼き》を入れるわけですが、正直な処《焼き入れ》の仕方がいまいち・・・
焼きが甘いとノミに負けてつぶれてしまいますし、深く焼きを入れ過ぎてしまうと鏡の面が割れてしまうんです。
はたして今回の焼き入れは如何に !
]]>拝石の設置・目地の後処理、周辺の後片付けを済ませて終了となります。
天候にも恵まれ、思いのほか順調に作業が進んだ事に感謝です。
昨夜、お客様にその旨をお伝えしたところ
”明日、現地確認のうえ引き渡しをお願いできますか。”との事。
本日、穏やかな秋晴れのもと、無事に引き渡しとなりました。
お墓をご覧になられたお客様からは
「これで一安心です。 大変な現場でご苦労様でした。」
と、嬉しい労いのお言葉をいただきました。
こちらとしても良い経験・良い勉強となりました。
ありがとうございました。
近々、また難儀な場所での墓じまいの仕事が入ってます。
今回の経験を生かしてスムーズに作業を行いたいと思います。
追記
この度の石碑には《やさとみかげ》を使用いたしました。
]]>本日は午後から天気がくずれるとの予報が出ておりました。
何とか《棹石》を乗せるところまで行きたいと、少々早めに現場入りです。
《中台》部分の取り付けから。
通常この地域ですと中台は一つ石、もしくは二つ合わせとなりますが、今回は搬入の都合上、部材は極力コンパクトにする必要がありましたので《パッカー式》を採用しました。
いよいよ《上台・棹石》の搬入です!
先ず《上台・棹石》をチルホールにて墓地入口の階段上に引き上げ、再びチルホールを頂上に設置し直し、
順番に引き上げて取り付けます。
上台取り付けが決まりました。
納骨の際はここからお骨を納めます。
続いて棹石
上台・棹石の取り付けは《チェーンブロック》を使用。
無事に棹石までの取り付けが完了しました。
予報では午後から天気がくずれるとの事でしたが、くずれるどころか好天が続き良かったです。
明日、拝石の取り付けと目地仕上げ、周りの片付け・清掃が済めば作業完了となります。
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本日は《土止め石》の上石取り付けからです。
助っ人のK君宜しくです!
土止め石は《芦野石》、御影石に比べるとそれ程重くありませんので、ロープを掛けて上から引っ張り、下から押しで何とか運び込む事ができました。
午前中で
《土止め石》と《納骨堂》の取り付けが完了しました。
続いていよいよ御影石の《芝台》の運び込みです。
重いのは前後の部材、人力では無理ですので
ここで『チルホール』の登場 !
ウインチの様にワイヤーを巻き上げるのではなく、ワイヤーを噛み込んで引き上げます。
ハンドル操作一往復で引ける距離は12cm程度、地味に、着実に仕事をしてくれる奴です。
本日は《芝台》の取り付けまでで終了。
上台・棹石の搬入までは行きませんでしたが、何とか予定とおり作業が進みました。
]]>本日は、引き続き資材の搬入から《土止め石》の下石の取り付けまで行う予定です。
10時頃には資材搬入が終了し、先ずは現場の地盤整備。
敷地内の地盤を深さ30cm程掘り起こし、邪魔になる木の根を取り除きます。
続いて《土止め石》の基礎となる《栗石》を付き込みます。
コンクリートにて下石を据え付けました。
明日は《土止め石》の上石、石碑の《納骨堂》及び《芝台》の取り付け、
出来れば《上台・棹石》の搬入まで行いたいと思うのですが・・・
結構足にきてます・・・
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恐らくこれまでに経験した事が無いであろうと思える
難しい現場に入りました。
現場は車で40〜50分の所にあります。
墓地の入口はこの階段のみ
入口階段を上がると一段目の墓地に出ます。
さらにその奥左手の階段を上がり
上がりきった右手、ここに石碑を建立します。
それぞれの階段は4〜6m、斜度は30°を超えておりますので機械の搬入は無理。
全て人力での作業になります。
到底1人では話になりませんので助っ人を頼んだのですが、今日・明日は(当人の)仕事が入っているとの事。
仕方なく、妻にサポートを頼んで(ここが一番の難所か?)の現場入りです。
先ずは道板の設置
機械での資材搬入は出来ませんので、それなりに搬入する為の道板を設置します。
後はひたすらに材料を一つ一つ転がして運びます。(;'∀')💦
極力部材は小さく設計しましたが、
私も今年56才、正直
キビシイ〜 !
とりあえず棹石と上台を除く部材の搬入が終わりました。
予定どおり!
頑張りました! (;^_^A
(棹石と上台は人力では無理ですので後日別な方法で)
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早くも今年もあと3カ月となり、今年の『やさとの会』も来月の集まりが最後。
来月は都合で欠席しますので、私としては今回が令和5年度最後の会となりました。
この日は小雨交じりのあいにくの天気。
加波山には低い雲・靄がかかり、いかにも《神々の宿る山》
そんな風景です。
こちらは7月5日の丁場の様子ですが
この3カ月でかなり採掘が進んでいるのがわかります。
石も良い目の物が採れているようです。
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